アントニ・ガウディの作品群

さて、バルセロナ観光の続き。
バルセロナにあるガウディの作品は「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。

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このとかげちゃんが有名なグエル公園。

当初から公園として整備されたわけではなく、そもそもは都市開発を意図して(住宅を60戸建てる予定で)開発された場所だそうです。
トカゲの後ろにある列柱のホールは市場になる予定だったとか。

そんな場所がなぜ今公園になっているかというと、すばり「開発したものの売れなかったから」。
売れなかった理由は諸説あるそうです。
・バルセロナの市街地から中途半端な立地
(住むには遠く、別荘にするには近すぎる。まだ車のない時代にかなり丘の上。)
・バルセロナの景気が悪くなった
・前衛的すぎるデザイン

・・・確かに見るにはいいけど、住むにはくどいかも・・・

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なお、随所にガウディ先生のこだわりが。

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建物の格子戸。
「自然界にまっすぐなものはない」との理由からうねりを持たしたデザインとなっています。

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市場(予定地)の柱。
「見たときに線が揃うように」と、実は、柱下部の白い飾りのタイルの高さが柱ごとに異なっています。
そんなことしてるから金なくなって計画打ち切りになるねん。
さすが天才、すばらしいこだわりですね。

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有名な回廊(って私知りませんでしたが、よくコマーシャルなんかに使われているそうです)

回廊の柱一つにもガウディのこだわりが。

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通称「洗濯女のモニュメント」。
柱一つとってもすごい造形ですね。

・・・が、

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資金不足から、ヒト型にできたのは一本で、残りはフツーの柱。
だからこんなことしてるから金なくなってパトロン死んだ後に息子から金もらわれへんねん
ほんとに残念ですね、ガウディ先生。


ちなみにこのグエル公園はじめ、多くのガウディの建築作品のパトロンとなったグエル氏は繊維産業で財をなした実業家だったそうです。
ありがとう!セニョール グエル!

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有名なベンチで一休み~。
(息子暑そう(笑))
少し前はこの公園、全面無料だったそうですが、人がわんさか詰めかけるようになって一部有料になっています。

なお、世界遺産を眺めている時に日本から連絡が。
「(子ども会会長(私)へ)公園の花壇がえらいことになっています。草取りしてください。(from自治会長)」
まさかバルセロナで草むしりの心配をすることになるとは(笑)!

グエル公園を後にして他のガウディの建築物も見学に。

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グラシア通りにあるカサ・ミラ(これも世界遺産←”作品群”としてまとめて世界遺産になっている)。

家賃が一般職人の月給の約10倍であったことと見た目の評判の悪さから、ここもなかなか借り手が見つからなかったそう。
・・・とほほ。
そのために設定された契約条件が
、「3世代に渡って値上げなし!」

スペイン人の時間感覚すごい!!

なので現在も当時(1900年代初頭)のお家賃で住み続けている世帯があるそうです。
(でも家賃は約15万円←十分高いよ。)

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近くにはこれまたガウディ設計のカサ・バトリョ(これも世界遺産)。
オーナーのバトリョ氏が隣接する建造物(カサ・アマトリエール)に対抗して増改築したんだとか。
金持ちの意地が世界遺産に(笑)!

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カサ・バトリョ(右)とカサ・アマトリエール(左)。

「ガウディ祭り」のような見学ツアーはこれにておしまい。
次回はバルセロナの旧市街地。
ガウディ建築とは趣が異なりますよ♪

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